やすらい花 やすらいばな Yasurai-bana
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地域:
京都府京都市
重要無形民俗文化財指定年:
1987(昭和62)年
保護団体名:
やすらい踊保存団体連合会
連絡先:
京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課
075-222-3130 -
やすらい花は、春に花が散る際、疫神も飛び散るという言い伝えから、その疫神を鎮めるための祭。平安時代にはじまるこの芸能は、現在、洛北の4つの地区(紫野今宮、上賀茂、西賀茂川上、玄武)で伝承されている。花を飾った風流花傘を中心に行列を組み、町の辻々でシャグマを被った鬼が鉦や太鼓を打ちながら、笛と「やすらい、花や」の囃し詞にあわせて舞う。囃された疫神は風流花傘に集められ、今宮神社境内の疫神社に送られる。この風流花傘の中に入ると厄除けになるという信仰があり、沿道の人々でにぎわう。 やすらい花サイトへ(外部サイト) 風流踊一覧へ