大村の沖田踊・黒丸踊 おおむらのおきたおどりくろまるおどり Okita-odori and Kuromaru-odori in Omura
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地域:
長崎県大村市
重要無形民俗文化財指定年:
2014(平成26)年
保護団体名:
沖田踊保存会、黒丸踊保存会
連絡先:
大村市教育委員会文化振興課
TEL 0957-53-4111(内線369) -
長崎県大村市の沖田町、黒丸町にそれぞれ伝わる風流踊である。戦国期に同時に始まった踊りとされ、祝事の芸能として神社祭礼等とは結びつかず、地区それぞれに伝承される踊りが一連のものとして位置づけられている。現在は、市が毎年開催する催しに各踊りが輪番で出演するなどしている。「沖田踊」は長刀を持つ踊り手と小太刀を持つ踊り手が、笛・鉦・太鼓と歌に合わせ互いに切りあう仕草で踊るもので、別名「なぎなた踊り」とも呼ばれる。「黒丸踊」は、4つの大花輪と2つの大旗を背負った踊り手が、太鼓を打ち鳴らしながら回る勇壮な踊りである。中国地方の浪人法養が伝えたとされ、毎年法養の命日である11月28日に踊りを奉納する。 大村の沖田踊・黒丸踊サイトへ(外部サイト) 風流踊一覧へ