寒水の掛踊 かのみずのかけおどり Kanomizu-kakeodori
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地域:
岐阜県郡上市
重要無形民俗文化財指定年:
2021(令和3)年
保護団体名:
寒水掛踊保存会
連絡先:
明宝観光協会
TEL:0575-87-2844 -
郡上市明宝寒水に伝承される風流の太鼓踊で、毎年9月第二日曜日とその前日の、寒水白山神社の例祭で奉納される。両日とも、中桁という屋号の家の前庭での「中桁前の踊り」、神社境内での「お庭踊り」、「拝殿前の踊り」の計3回が踊られる。役者が踊りの庭に練り込むと、反時計回りに回りながら、拍子打ちは庭の中央に、それ以外の者は拍子打ちを取り囲む大きな輪を作る。踊りの曲は、拍子打ちの太鼓と鉦を聞かせる「歌頭」、踊り歌を聞かせる部分、再び拍子打ちの演奏を聞かせる「打ち上げ」の三部構成となっている。その芸態に美濃地方、さらには近畿圏に多く伝承される風流の太鼓踊にみられる特色をよく伝えている。 寒水の掛踊サイトへ(外部サイト) 風流踊一覧へ