新島の大踊 にいじまのおおおどり Oh-odori in Niijima
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地域:
東京都新島村
重要無形民俗文化財指定年:
2005(平成17)年
保護団体名:
新島大踊保存会、若郷大踊保存会
連絡先:
〒100-0402 東京都新島村本村2丁目36-3
新島村博物館
電話番号04992-5-7070
メールアドレスmuseum@niijima.com -
「新島の大踊」は、新島村の本村と若郷に伝わる踊りで、古くから島役所や寺の前で踊った盆踊の一種である。本村では供養踊あるいは盆祭祝儀踊、若郷では供養踊とも呼ばれている。本村では8月15日に、若郷では8月14日に踊られる。この踊りがいつごろ伝えられたかは不明だが、室町時代末期から江戸時代初期にかけて全国的に流行した風流踊の流れをくむものと言われている。
踊り手は、妻折笠の周囲に「カバ」という布を垂らして顔を見せず、白足袋裸足で扇子を手に大きくゆったりと踊るのが特徴である。「カバ」の色は本村は紫、若郷は赤という違いがある。唄い手はのびやかに歌い、本村では3曲、若郷では4曲の演目が継承されている。 新島の大踊サイトへ(外部サイト) 風流踊一覧へ