永井の大念仏剣舞 ながいのだいねんぶつけんばい Dainenbutsukenbai in Nagai
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地域:
岩手県盛岡市
重要無形民俗文化財指定年:
1980(昭和55)年
保護団体名:
永井大念仏剣舞保存会
連絡先:
盛岡市教育委員会事務局歴史文化課
☎019-639-9067
※公演予定等詳しくは、同保存会のホームページをご覧ください。(右記の「永井の大念仏剣舞サイトへ」(外部サイト)をクリック) -
盛岡市永井地区に伝承される回向踊りで、音頭は「南無阿弥陀仏」を基本にした念仏歌である。
寛政年間に、現在の庭元の祖先が南日詰(現在の紫波郡紫波町)から養嗣子に来た時に巻物とともにこの踊りを持ってきたのが始まりとされ、代々この地で踊り継がれている。
踊りは道行から始まり、入羽、中羽、引羽と続き、中入りの後に大笠振り・廻り胴と進み、最後に礼踊りで終わる。踊り子は花のついた妻折笠を被り、腰には五色の帯を垂らし、手には太刀・扇・唐団扇などそれぞれ違う彩物を持って踊る。円形の台の上に三階の仏塔を載せた笠は阿弥陀堂を表し、この大笠を頭に被り、大きく振りながら踊る笠振りは印象的である。 永井の大念仏剣舞サイトへ(外部サイト) 風流踊一覧へ