風流踊風流踊

UNESCO Intangible Cultural Heritage of Humanity Furyu-odori

滝宮の念仏踊 たきのみやのねんぶつおどり Nenbutsu-odori in Takinomiya

地域:

香川県綾歌郡綾川町

重要無形民俗文化財指定年:

1977(昭和52)年

保護団体名:

滝宮念仏踊保存会

連絡先:

綾川町教育委員会生涯学習課
℡:087-876-1180

風流の一種で、菅原道真公への報恩感謝とその年の五穀豊穣を祈念し、滝宮神社、滝宮天満宮に奉納される念仏踊である。旱魃の年には、雨乞いを祈願して臨時に踊られる。
伝承では、道真公が讃岐の国司であった時、雨乞いの願が成就して大雨が降り、喜んだ住民が歓喜踊躍し、感謝を示したとあり、道真公の死後、鉦や太鼓を打ち鳴らし冥福を祈ったことがはじまりといわれる。
踊りが始まる前、奴組を先頭に行列を組んで神社に入る。踊りは、組によって異なる部分もあるが、陣羽織を身に着けた下知役がホラ貝、鉦、太鼓、笛のはやしと「ナムアミドーヤ」の音頭にあわせて日月を描いた大団扇をひらめかせ飛び跳ねたりする躍動感あふれる踊りである。 滝宮の念仏踊サイトへ(外部サイト) 風流踊一覧へ