無生野の大念仏 むしょうののだいねんぶつ Dainenbutsu in Mushoh-no
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地域:
山梨県上野原市
重要無形民俗文化財指定年:
1995(平成7)年
保護団体名:
無生野大念仏保存会
連絡先:
上野原市教育委員会 社会教育課社会教育担当
電話0554-62-3409 -
山梨県上野原市秋山地区無生野に伝承され、山梨県下で唯一完全な形を残した大念仏である。今は旧暦1月16日頃(新暦で2月下旬から3月上旬)と新暦8月16日に、地区集会所内で行われている。当日は、地域の人々が白装束をまとい、大太鼓と鉦を鳴らして経典などを唱えたり、締太鼓や太刀を持って大太鼓の周囲を踊りながらめぐる。その所作には舞踊の初源的な姿がうかがえ、かつ地域的特色が強い。また、次第のなかに病気平癒など祈祷の意味をもつものがあるなど、祭祀行事から芸能へと展開していく過程を示すものとして重要である。 無生野の大念仏サイトへ(外部サイト) 風流踊一覧へ