西祖谷の神代踊 にしいやのじんだいおどり Jindai-odori in Nishiiya
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地域:
徳島県三好市
重要無形民俗文化財指定年:
1976(昭和51)年
保護団体名:
神代踊保存会
連絡先:
三好市教育委員会社会教育課
TEL 0883-72-3910 -
西祖谷山村に古くから踊り続けられている神踊り。「神代踊」という名称は新しく、美しい笠をかぶり、太鼓をたたいて踊るところから笠踊とも太鼓踊とも言われている。
起源は菅原道真が讃岐守であったときの干ばつ時、雨乞いを祈願した際に踊ったのが始まりだと伝えられている。またこの踊は1828(文政11)年に徳島藩主が観覧した史実から、古い歴史を有している。現在は毎年旧暦6月25日に菅原道真公ゆかりの標高1,060mの天満宮で奉納されている。踊は、まず当家で踊り、天満宮へと登り奉納される。重さ15kgもの太鼓の打ち方は12種類あり、笛、鉦が奏でるリズムに乗って天狗、獅子、薙刀使い、棒ふりなどが軽妙に踊り、花笠姿の踊り子が舞う。 西祖谷の神代踊サイトへ(外部サイト) 風流踊一覧へ