風流踊風流踊

UNESCO Intangible Cultural Heritage of Humanity Furyu-odori

近江のケンケト祭り長刀振り おうみのけんけとまつりなぎなたふり Naginata-furi of the Kenketo Festival in Ohmi

地域:

滋賀県守山市、甲賀市、東近江市、蒲生郡竜王町

重要無形民俗文化財指定年:

2020(令和2)年

保護団体名:

近江のケンケト祭り長刀振り連合保存会

連絡先:

竜王町教育委員会事務局生涯学習課
TEL:0748-58-3711

ケンケト祭り長刀振りは、中世後期に都で流行した疫神払いの風流囃子物が近江に伝来し、各地の祭礼芸能として継承されてきたもので、華やかに装った子どもや青年が主役となり、鉦、ササラ、鞨鼓などの楽器を奏しながらの踊りと、長刀や棒を振る踊りが隊列を組んで巡行する。
踊り子一人ずつ、長刀を頭上で回す、両手で持った長刀の上を飛び越えるなどの演技を披露する地域もあり、神幸行列に「花」や「鷺」という鉾が付随することも特色の一つである。
滋賀県の南部、守山市杉江の小津神社と周辺の地域、守山市幸津川の下新川神社、滋賀県東部の甲賀市土山町前野の瀧樹神社と周辺地域、竜王町山之上の杉之木神社と周辺地域、東近江市蒲生町高木神社などの氏子地域で継承されており、5月3日もしくは5日などの春祭りにおいて踊りが奉納される。 近江のケンケト祭り長刀振りサイトへ(外部サイト) 風流踊一覧へ